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修理、校正、調整の違いとは?

ISO9000規格の普及などにより、計測器を使用・管理するうえで、単に修理をするだけではなく、定期的な「校正」や「トレーサビリティの確保」などが要求されるようになってきました。
ここでは「修理」「調整」「校正」の違い,「トレーサビリティ」の意味について簡単にご説明します。

修理、校正、調整・・・何がちがうの?
家庭で使う“体重計”を例にあげてみましょう。
体重計が動かなくなってしまったので動くように直す。

⇒ これが「修理」です。
この体重計は最大100Kgまで、誤差1Kgで量れる性能をもっているとします。
50Kgの重りをのせて正確に50Kgと表示するように、体重計の内部の調整箇所を合わせる。

⇒ これが「調整」です。
50Kgの時に合っているのはわかったけど、10kgや30Kg・・100Kgはどうなの?
10Kgから100Kgまでの重りを順番にのせて、すべて誤差1Kg以内に入っているか確認する。

⇒ これが「校正」です。
試験成績書、校正証明書って何?
先ほどの“体重計”の例で、「校正」の確認に使った重り(使用標準器)や、確認した時の温度や湿度、そして誰が確認したかを記録したものが「校正証明書」です。
10Kgから100Kgまで確認するだけではなく、その時の体重計の表示値を記録したもの。それが「試験成績書」です。
 重り(Kg)  表示値(Kg)
10.0  9.9 
20.0  20.1 
(中略)
100.0  100.5 
トレーサビリティーって何?
トレーサビリティがとれている」とか「トレーサビリティ証明書」などという言葉も時々耳にします。
“Traceability"は“Traceable"=(追跡可能な、たどることが出来る)の名詞形です。
例えば、あなたの親・祖父・祖母・・・・先祖代々まで家系図などで、生まれた所や先祖の名前がわかる人は、トレーサビリティがとれているといえます。
「“体重計”の校正に使った重りは本当に10kgなの?」 「それを量るのにはもっと精度の良いハカリを使ったんでしょ?」 そのハカリを校正するにはもっと精度の良い重りを・・・・・となります。重さを例にとれば最終的には日本の(世界の)基準になる重りがあります。
先ほどの体重計の校正に使った重り(使用標準器)が、国家標準までどのようにつながているかを示せれば、「トレーサビリティがとれている」と言い、これを証明する書類が「トレーサビリティ証明書」、つながりを書いた図が「トレーサビリティチャート」です。
エバーテックでは校正はやらないの?
エバーテックでは校正(試験成績書や各種証明書発行を含む)は行いません。
しかし、標準器を使用して、修理品が計測器としての主要な機能・性能を満足しているかの確認はいたします。(一部機種では内部調整も可能です)
当社で「保証修理」を行った計測器は通常のご使用での問題はありません。
校正されていないと計測管理上まずいんだけど・・・
校正(試験成績書や各種証明書発行を含む)が必要なお客様は、修理ご依頼時にお申しつけいただければ、修理完了後メーカーまたは受託校正会社への作業依頼を行います。
また、お客様の社内に校正部門がある場合は、修理完了後校正をされる事をお勧めいたします。
メーカーの校正と受託校正会社の校正はちがうの?
一般的に、メーカーでの校正は機器内部の調整も含めた校正を行うことが多いようです。 (わかり易く言えば、キャビネットを開けて内部の調整をします。) それに対して、メーカーを問わず校正業務を行っている受託校正会社の校正は、調整を行わない(キャビネットを開けない)校正作業です。
機器内部の調整は回路図等の技術資料が必要です。 調整というと、調整用ドライバーを持ってボリュームなどを回す作業を想像しますが、最近の計測器では全自動システムにより人間が手を触れずに「調整」するものも多いようです。
一般的に校正料金はやはりメーカー校正の方が高いようですが、例えば下図の様に定期的な「校正」の結果が徐々にずれてきた場合は、「調整」の必要性があるといえます。 お客様のご使用状況などによって選択をされることをお勧めします。
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